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コラム
- 第5章 - 第4回 インプラントが増えてきた~だからこそ万全を期するために
インプラント治療を希望される患者様が増えてきたことを、私たち歯科医療に携わる者はどう受け止めるべきか、そして医院側はどう変わらなくてはならないか?色々と考えてきました。劇的な回復(自分の歯とほぼ同じように噛める)をもたらすインプラント治療だからこそ、患者様の安全と安心を万全の体制でフォローしなければならいと考えます。そこで、以下の3つの項目に取り組みました。
1. CT(コンピューター断層撮影装置)を医院に導入し、より精密な診断でインプラント治療の適性を診断する。患者様本人が望んでいるからといって、成功する(成功とは最低10年保てること)可能性が低いケースを実施したり、不鮮明なレントゲン写真のみで適性がないと判断し、患者様を失望させたりなどのことが無いように、術前の診断精度を限界まで高めることがひとつの目的です。さらに、長く保って初めて成功と言える治療ですから、定期的に精密な検査をおこなうことによって、変化があった場合に早めの対処が可能になるということも大きな利点です。この装置を導入するあたり、とても大きな資金が必要となりました。医院に導入するのではなく、装置を持っている大学病院で撮影だけをお願いして……などとも正直考えました。しかし、それでは医院として万全な体制で、インプラント治療を希望される患者様をお迎えすることができない……ということで、今回CT装置の導入をおこなったわけです。
2. 私たちの医院は、以前からMD(メディカルディレクター)というカウンセリング・コンサルティングの専門職をおいています(Drです)。最近のインプラントを希望される患者様が増えてきたことによって、診断詳細の説明・患者様の理解度の確認・カウンセリング(生活習慣や希望されている項目)・希望に最大限応えるための治療計画の説明とその理解度の確認、これらのことを徹底的にMDの機能を活用しておこなっています。こちらの伝えたいことだけをしゃべって、患者様の疑問や不安を解消できないのであれば片手落ちですし、また説明したことをちゃんと理解して下さっているかの確認をしないことも、これもカウンセリング・コンサルティングとしては不十分であると思います。時間がかかっても確実に、治療計画が決定されるまでの過程において、私たちは手抜きを絶対にしない、この約束事を実践しているのがMD(メディカルディレクター)なのです。
今まで以上に包括治療(全体のバランスを考えた、総合的な計画に基づいた治療)を意識し、歯周病の治療や、インプラント以外の治療も含めて、その患者様の長期にわたる健康維持を図るためには何が必要かを熟考し、念密な治療計画を立案し提案するようにしています。ケースによっては、患者様がインプラントを希望しても、その他の部分に対する治療はおこないたくないという考えを持っている場合などは、インプラントの治療が本来の効果を発揮できない、あるいは成功といえるほどの期間を維持できる可能性が低い、ということもあります。このような場合は、しっかりと患者様と話し合い、インプラントを諦めていただく場合もあります。
私はインプラントを万能な治療方法だとは思っていませんし、他の基礎となる治療(歯周病の治療など)をないがしろにしてまで、希望されているという理由だけで実施するべきものではないと考えます。なぜなら、目的はあくまでも、長期にわたる健康維持に役立つかどうかであり、インプラント治療はそのための一つの選択肢にすぎず、採用することによってこの目的を外すことは、絶対にあってはならないからです。
1. CT(コンピューター断層撮影装置)を医院に導入し、より精密な診断でインプラント治療の適性を診断する。患者様本人が望んでいるからといって、成功する(成功とは最低10年保てること)可能性が低いケースを実施したり、不鮮明なレントゲン写真のみで適性がないと判断し、患者様を失望させたりなどのことが無いように、術前の診断精度を限界まで高めることがひとつの目的です。さらに、長く保って初めて成功と言える治療ですから、定期的に精密な検査をおこなうことによって、変化があった場合に早めの対処が可能になるということも大きな利点です。この装置を導入するあたり、とても大きな資金が必要となりました。医院に導入するのではなく、装置を持っている大学病院で撮影だけをお願いして……などとも正直考えました。しかし、それでは医院として万全な体制で、インプラント治療を希望される患者様をお迎えすることができない……ということで、今回CT装置の導入をおこなったわけです。
2. 私たちの医院は、以前からMD(メディカルディレクター)というカウンセリング・コンサルティングの専門職をおいています(Drです)。最近のインプラントを希望される患者様が増えてきたことによって、診断詳細の説明・患者様の理解度の確認・カウンセリング(生活習慣や希望されている項目)・希望に最大限応えるための治療計画の説明とその理解度の確認、これらのことを徹底的にMDの機能を活用しておこなっています。こちらの伝えたいことだけをしゃべって、患者様の疑問や不安を解消できないのであれば片手落ちですし、また説明したことをちゃんと理解して下さっているかの確認をしないことも、これもカウンセリング・コンサルティングとしては不十分であると思います。時間がかかっても確実に、治療計画が決定されるまでの過程において、私たちは手抜きを絶対にしない、この約束事を実践しているのがMD(メディカルディレクター)なのです。
今まで以上に包括治療(全体のバランスを考えた、総合的な計画に基づいた治療)を意識し、歯周病の治療や、インプラント以外の治療も含めて、その患者様の長期にわたる健康維持を図るためには何が必要かを熟考し、念密な治療計画を立案し提案するようにしています。ケースによっては、患者様がインプラントを希望しても、その他の部分に対する治療はおこないたくないという考えを持っている場合などは、インプラントの治療が本来の効果を発揮できない、あるいは成功といえるほどの期間を維持できる可能性が低い、ということもあります。このような場合は、しっかりと患者様と話し合い、インプラントを諦めていただく場合もあります。
私はインプラントを万能な治療方法だとは思っていませんし、他の基礎となる治療(歯周病の治療など)をないがしろにしてまで、希望されているという理由だけで実施するべきものではないと考えます。なぜなら、目的はあくまでも、長期にわたる健康維持に役立つかどうかであり、インプラント治療はそのための一つの選択肢にすぎず、採用することによってこの目的を外すことは、絶対にあってはならないからです。
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