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コラム

- 第3章 - 第2回 フレッチャ-は栄養学をくつがえした
このチッテンデン教授はある栄養学を信奉していたのですが、その栄養学の食事定量は1日3,000~3,400カロリー。これに対してフレッチャ-の摂取 する食事は1日1,600カロリー程度であったので、当然の事ながら教授はフレッチャ-の言うことを信用できなかったのです。そこで大学の体操教官の協力 を得て、様々な実験を試みたのです。この教官はフレッチャ-に様々な体操をさせてみたのですが、その間フレッチャ-は筋肉も痛めず疲れもしなかった。おま けに翌日に筋肉の炭酸中毒(これが疲れの原因です)もなかったのです。

4年後、58歳になったフレッチャ-は再度同大学の実験台にのぼります。そのとき下腿で144キロ余りの物を上げる実験をおこなったところ、なんと350回(この実験のそれまでのレコ-ドは175回)も上げ続けたのです。

そして60歳の時にはまたも自転車で1日に320キロを走破し、翌朝もまた80キロを走ったのです。つまり10年前に比べて16キロも多く走ったのです。 フレッチャ-は見かけだけではなく、実際に真に若返ったのです。これでチッテンデン博士の信奉していた旧式栄養学は、完全にうち破られてしまいました。そ して、新しい栄養学の建設に取りかかったのです。